【参加無料】音声教材BEAMの説明会を3月30日(土)に開催しました。

 

『読み上げの合理的配慮が簡単に!小学校のテスト音声化サービスがはじまります』というサブタイトルのもと、音声教材BEAM説明会を開催しました。申込302名、当日Zoom参加約100名で質疑応答が活発に行われ、テスト音声化への注目の高さがうかがえました。

株式会社 光文書院が開発した、小学校のテスト音声化サービスが2024年4月からスタートします。認定NPO法人エッジが10年間培ってきた、音声教科書BEAMの技術を提供します。

これまで、読み上げの合理的配慮はハードルが高く、別室で先生や支援員が読み上げをするか、何の対応もされずに放置されるか、学校間の対応に差がありました。4月から、合理的配慮の提供が法的義務となる中、先生・保護者の、これなら配慮ができる・配慮が受けられるのではないか、という期待から具体的な質問・意見が多く出ました。

光文書院 吉田取締役の言葉で「業界初2015年に始まった総ふりがなテストが、現在では業界スタンダードになった。たった一社の取り組みでも、価値あることであれば、それらが広がり標準になる。」とあったように、テスト音声化による読み上げが標準となり、「全ての子どもたちが当たり前に学ぶ機会を公平に提供される」社会になることを願っています。

 

【音声教材BEAMとは】

BEAMは、エッジが文部科学省から委託を受け教科書を音声化している無償の教材です(10年間の実績)。一般的なAI音声による読み上げと違い、本文の内容に合わせて自然で正確な読み方、学年や内容に合わせた間やイントネーション、スピードに調整しています。音はMP3形式で、携帯性が高いのも特徴です。テストの読み上げ音声は、テストとしてふさわしい読み上げになるよう更に調整しています。

テスト音声化サービスは、教材制作会社・株式会社光文書院が、音声教材BEAMを提供している認定NPO法人エッジスタッフのX(旧Twitter)の発信に目をとめたのがきっかけで始まりました。

 

【参加者アンケートより】

  • 音声教材は、合成音声のイメージが強かったですが、BEAMはより自然な音声やイントネーションに調整されていると知り、驚きました。
  • 先生から音声読み上げの提案が出るようになるくらい、学校関係者に周知されて欲しい
  • 教育現場の先生方の負担軽減と、子ども達の最適な学びが両立することを願っています。
  • 涙が出ました。この取り組みをしてくださったことに、感謝しかありません。希望の光が差したようです。この時代で良かったです。

 

2024年度、音声教材BEAMの申請ページはこちらをクリック

※ご不明点は、お気軽に下記までお問い合わせください。
beam_edge@npo-edge.jp

 

【BEAM説明会 概要】

日時:3月30日(土)10:00~11:30
形式:オンライン Zoomミーティング 見逃し配信あり(期間限定)

□音声読み上げの合理的配慮が必要な「読みの困難さ」のある生徒とは?
(認定NPO法人エッジ会長 藤堂 栄子)

□小学校国語メーカーテスト(光文書院)の読み上げテストがR6年度から実現可能に!
テストの音声化サービス開発をエッジと共同したきっかけ
先生や学校現場からどのような意見があり音声付きテストが生まれたのか
読み上げテストの使用方法、音声実演
(株式会社光文書院取締役 吉田敦子 / 国語編集チームスタッフ)

音声読み上げ時の配慮とこだわり
(認定NPO法人エッジテスト音声化事業スタッフ)

□文部科学省委託事業・音声教材BEAMの活用方法と特徴
どのようなこどもが、どうやって音声教材BEAMを活用しているか
UDブラウザにも採用された音声教材BEAMの音声
(認定NPO法人エッジ音声教材BEAMスタッフ)

□質疑応答

□2024年度 音声教材BEAMの申請方法の紹介