EDGEはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され2017年9月に認定NPOになり、活動しています。ディスレクシアは知的に問題が無く、聴覚・視覚の知覚的機能は正常なのに、読み書きに関しては特長の有るつまずきや学習の困難を示す症状のことを言います。
EDGEの由来
- E=Extraordinary=特別な
- D=Dyslexic=ディスレクシアの
- G=Gifted=能力を授かった
- E=Eclectic=選び抜かれた
の頭文字をとってEDGEとしました。英語ではJapan Dyslexia Societyです。 また、EDGEには鋭い、際、Have the edge 優勢である、の意味があり、鋭いところを持った人たち、際に立った人たちが優勢に立てるようにという気持ちを込めています。
ミッション
ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会を目指しますポリシー
一人の人間の一生にかけての問題ですから、広く研究者、行政、教育機関、メディアなど多方面に働きかけ、ディスレクシアの全ての人が活き活きと暮らせる社会にするために啓発活動を行い、ディスレクシアの人たちの支援をして、関係する人たちのネットワークを作ります。具体的には
- 啓発活動
- 社会の理解を得るための企業、学校、行政、PTA、民間教育機関、医療機関等に対するワークショップ、セミナーや講演を開催する。講師派遣をする。
- イベントなどの開催をする:公開講座、アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル、世界ディスレクシアフォーラム2020など
- メディアへ情報を提供する:
- ネットワーク
- 国内外の専門家、支援者のネットワークを構築する
- ディスレクシアに関する情報センターの役割を担う
- 支援活動
- 人材育成:ディスレクシアの支援ができる人材の育成-LD疑似体験
-LSA(学習支援員)、MOOC(e-learning)教員向け講座など - スクリーニング(支援方法を策定するためのチェックリスト)と教材を開発する
- 相談窓口を開設する(保護者のエンパワメント)
- 情報の提供をする
- 成人したディスレクシアの人のエンパワメント、交流(DX会)
- ディスレクシアの子どもたちのエンパワメント(キッズ&ティーンズクラブ)