2008年8月9日(土)、出席者16人(男7名、女9名)、港区地域活動室
4周年記念にふさわしい人数が集まり、気合も入りました。
今回は慣例の自己紹介を止め、簡単にネットラジオ「DXステーション」ともろもろの連絡事項で
オープニングは簡単に終わりました。
すぐに、第17回例会で好評の「自信をつける」ためのワークショップを榎本達彦さんに、又お願いしました。
3つの設問も用意して、それに文字を書き込んだり、絵もしくはイラストを描き込んで、
アイデアを出す手法で進められました。
まず第一問は「北京オリンピックもしくは中国」から浮かぶイメージを元に
自己紹介をすることにしました。
オリンピックに興味のない人々も3分の1ほどいいましたが、他に『チベット問題』、『毒入り餃子』、
『大気汚染』などの話題が出てきました。
自分でイメージした事項を説明することにより、
最後にそれとなく自己紹介をすると意外に話ができるものです。
ここで、「話せない」のではなく「話す内容」がなかったことに気が付いてくれると大きな進歩です。
第二問は「オリンピンクでどんな競技を見に行き、帰りに何を食べるか」を二つのグループに分け
話合いました。
ことばにこだわるのではなく、自分の思いを絵やイラストにしてみたら、どうなるでしょうか。
さすがディスレクシアの当事者なのか、急に活気づきました。
そして発表の際には二面のホワイトボード一杯に観戦する競技と食べ物の絵が並びました。
これを見ると文字や話と違ったインパクットの強さを感じました。
DX会でありながら、文字情報に拘った自分が恥ずかしくなりました。
「表現の仕方は複数、あって良いのではないか」と強く感じた瞬間でした。
このワークショップが終わる頃には参加者の笑顔が子どものように無邪気に見えました。
この笑顔を待っていました。
今後のDX会の目指す方向を指導してくれるような例会になりました。
DX会世話人
事務局 柴田 章弘