2008年6月7日。ホテルオークラ別館ロビーで、マッケンジー・ソープ氏絵を鑑賞後、
付近の喫茶店開催。参加人員は16名(男8名、女8名)
今回も多くの参加者があり、主催者としてはうれしい悲鳴でした。
急遽場所を変更したので、どうしたらよいか一瞬頭がパニックになりました。
案内を参加者の皆さんにお送りする際に、ホテルオークラの本館と別館を間違えて書いてしまい、
ただでさえ混乱しているところをよけい混乱させてしまい、この場を通じて謝らなくてはなりません。
「すいません、反省します」今回、場所の制約で3つにテーブルにグループをわけたのが幸いしました。
1グループは「絵描き」、2グループは「意見交換」、3グループは「誉める練習」でした。
1、2グループは常連が多かったので、雰囲気を知っていましたので、自由にやっていました。
3グループは何をしたらよいか、わからないグループでした。
ここで、前回やってみて好評だった3つの質問を今回もやってみました。
男女ペアにして質問し、お互いのいいところを見つけ、誉める練習です。
「好きな食べ物」「一日24時間、自由に使えるとしたら、どうしますか」
「どんなことばを聞いたとき、うれしくなりますか」でした。
これは簡単な質問ですが、意外に相手のよいところが発見できるものです。
例えば、「野菜が好きなら、ヘルシーな人」「ダイビングが得意なら、勇気のある人」
「すごい、という言葉が好きなのは活動的な人」など、
素直に驚き、誉めると相手の顔が笑顔に変わることがわかりました。
自分のことをPRすることは意外に難しいものです。
まして、ディスレクシア・LDの人々はしばしば自分を過小評しがちです。
でも周囲から誉められると何となくその気になり、自信が出てきます。
1の絵を描くグループはひたすら、時間中、好きな絵を描くことに熱中していました。
2情報交換グループは意見のやりとりが活発に進んでいました。
今回は付け焼刃でありましたが、最初の自己紹介時に目的別に
大雑把にグループをわけしたので、だいたい参加者の賛同が得られたようでした。
とにかく無理せず臨機応変に取り組むことがこの例会のいい所です。
次回は8月の土曜日、特別活動室で行う予定です。
特定非営利活動法人EDGE
DX会世話人
事務局 柴田 章弘