第16回 DX会


2008年2月10日。中央区ハイテクセンター第2会議室で開催。
参加人員は6名(男4名、女2名)その他約30名。


「バサラカンパニーと発達障害当事者有志」との共催だったので、
主催者の講演会を聞きに行く軽い気持ちで、準備もせずに、初めての会場にうかがいました。
そこへ着くといきなり、事前の打合せなく、その場で、DX会が余興をすることを提案されました。
「いくらなんでも、いや驚いた」。

DX会の泥縄式には慣れていたとは言え、
30分前に当日の進行を考えるとは上手もいるものでした。
こちらが驚いて、全体の流れを尋ねると、主催者は気がついたらしく、
ようやく当日の進行を黒板に書きだしました。それでもどんどん人が来ます。

いつものように、開始5分前にDX会のメンバーはだれも来ていませんでした。
なにしろ、初めての場所、たどり着くだけでも誉めてあげなければなりません。
会場に一杯にお客さんが来ているので、とにかく会を始めてしまいました。
会場を見渡すと、DX会のメンバーは見当たりません。
周囲の客はいつもと顔つきが違いました。
動物園の動物に対面するように、食い入るようにこちらを見ていました。
「場違いのところへ来た。逃げ出したい」と一瞬、思ったほどでした。

催しは前半、発達障害当事者三人が体験談を語りました。
質疑応答もなんとなくワキワイワイのムードで終わりました。
後半は私が司会で、DX会の例会のように、
『周囲にLD、ディスレクシアについて、堂々と語る手法』で進めようとしました。
しかし、出てくる話題が「就労」、「進学」、「将来」、「医療」などの不安についての
話が中心になりました。

参加者の関心が重々しい方向に向かってしまい、進めるのが苦しくなりました。
「共催するときはもっと検討を要してから」と感じた一瞬でした。

無事終わったものの、しっくりこない気持ちでした。

DX会はあくまでも、LD、ディスレクシアの成人を助けることが主眼であることを思い出しました。
発達障害という大きな枠に入ってしまったら、われわれの悩み「読み書きが困難」は
一番弱くなってしまいます。
原点に返らなければいけない。

反省の他流試合でした。次回からの例会は元の形式に戻り、細く、長く、気楽に続けていきます。

特定非営利活動法人EDGE
DX会世話人
事務局 柴田 章弘